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就職活動の実録日記のKです。第3弾は、3月に入り、いよいよ就職活動が本格化してきます。
今回のポイントは、合同説明会とエントリーです。就活は時間との戦いである一方で、確率との戦いでもあります。多くの企業が一同に会する合同説明会は、短時間でいろんな業界情報と企業情報を仕入れる絶好の機会であり、多くの人事担当者と出会える機会でもあります。
またエントリーに関しては、興味のある企業はできるだけエントリーすべきです。“量が質に転換する”というのは本当で、本命企業を受ける前にできるだけエントリーすることで、エントリーシートがブラッシュアップされ、志望動機の軸が明確になり、何より度胸がついてきます。
今回の就活日記は、かなり実践に役立つ内容になっています。
Contents
1. はじめに
こんにちは!Kです。前回では就活解禁前の1月~2月の過ごし方について見ていきました。ここまで3年生の4月から年明けの2月までをまとめると、何事もスタートが遅く、なんとかやってきているような感じの就活スタイルでした。今回は、就活が解禁する3月に焦点をあてて、私がどのように過ごしていたのかついて見ていきたいと思います。
余談ですが、この間新入社員研修があり、久しぶりに会う同期もいました。みんな1年でだいぶ社会人ぽくなったような印象を受けました(酒が入ると学生時代にしたようなたわいない話しかしませんでしたが(笑))。みんなそれぞれ頑張っていて、私も頑張ろうと思いました。
2. 3月の過ごし方~学生生活~
2-1. Googleアナリティクスやキーワードプランナーを活用
インターンは、引き続きWEBライターの仕事をしていました。いつも通り、週3回東京に行き仕事をしていました。記事を書く際も以前と変わらず、記事テーマについて詳しい人に電話やメールで取材するようにしていました。また、電話対応もインターン生が基本的にとる方針であったため、電話対応も慣れてきたのもこの頃でした。
また、私が書いた記事のPV数や、どうしたらPVを増やすことができるのかを考えるようになったのもこの頃でした。ようやくGoogleアナリティクスやキーワードプランナーを駆使して、ユーザーが関心を持つような記事にしようと努めました。私が書く記事テーマは、海外ビジネスの関連が多かったのもあり、お堅いテーマがほとんどでした。
例えば、「中国のビジネストレンド」や「日本企業がベトナムに進出するには、どうすればいいのか」といったものでした。テーマに沿って、基本的にはインターネットで情報を得ますが、上位サイトはどこから拾ってきた情報なのか、また本当に信頼できる情報か怪しいものが多かったです。
そのため私は、外務省やジェトロといった政府機関や公的機関が公表している資料や、そのテーマに精通している方の記事を参照して、記事を書くようになりました。3月になってからは「ただ書く」のではなく、「どのように書く」といった姿勢に変わりました。
WEBライターのインターンのゴールは、記事を見て、海外進出の問い合わせを増やすことでした。具体的な数は把握していませんでしたが、たまに記事を見て問い合わせをされる方もいらっしゃったようで、少しは貢献できたのではないかと思います。
2-2. お酒の席で情報収集する就活生も
就活生であるもう一人のインターン生とは、どの業界を受けるとか、今どんなことをしているのか(業界研究や自己分析など)についてよく話していました。その子の就活スタイルは独特で、インターンしている会社とお得意の企業の社員さんとつながって、お酒の席で業界の話を聞いたり、就活相談をしてもらったりしていたそうです。
私がインターンをしていた会社は、取引先やお得意先が多かったため、インターンのリソースを活用していたので、上手い就活方法だなと感じました。私も社内のリソースを生かしてアポを取り、他の企業の方のお話を聞きに行けば良かったのかなと思いました。仕事に対する意識も変わってきたので、少しだけ成長が見られたではないかなと思います。
3. この時期のサークル活動について
この時期のサークル活動について、以下記したいと思います。
3-1. 同期に聞いた食品業界就活模様
3月は春休みでしたが、サークルでは発表会がありました。発表会は3月上旬だったため、ちょうど就活時期と準備期間が被っていました。卒業生や上級生を中心に準備を進めていたため、3月上旬まではサークル中心の生活をしていたため、就活はあまりできませんでした。
インターンは日程の融通はよく利くところだったため、1~2週間休んで準備に専念していました。発表会はトラブルもなく、リハーサル通り進められたため良かったです。
1月に留学から帰ってきた大学の同期も、この時期から本格的に始めていました。一般的に見ると遅いかもしれませんが、私の学部では就活解禁と同時に就活を始める人もいたので、むしろうちの学部では一般的なのかもしれません。
ちなみにその同期は、当初食品業界に関心を持っていたため、カゴメやカルビーなど大手食品業界を見ていましたが、すべてダメでした。どうやら、筆記試験対策や就活準備が間に合わなかったようです。私は食品業界を受けていないので詳しくありませんが、大手食品業界の新卒採用人数はあまり多くない印象があるので、やはり3月からの就活ではどうしようもなさそうです。
3-2. 悔やまれる合同説明会の欠席
サークルの発表会やその準備の間には、大学で合同説明会がありました。私が行きたいなと考えていた企業(総合商社や重工業系などのメーカー)も来ていましたが、準備しているところを抜けて聞きに行くことができませんでした。
今から考えると、いろんな企業が集まる機会はそれほど多くないので、正直何としても抜けて合同説明会には行った方が良かったと思います。
4. 3月の過ごし方
4-1. 筆記テスト用の書籍を購入
3月は自己分析をほとんどしませんでしたが、業界分析はしていました。この時期にしていたのは重工業界、特に水・環境系(水ingやメタウォーター、JFEエンジニアリング等)でした。水業界や環境業界はこれから需要が高まるのと、大手企業の市場はまだ国内であり、海外展開はこれからである企業が多くあるなという印象を受けました。
3月に開催されたリクナビなどの合同説明会は、一切行きませんでした。なぜかこの時期の私は、「行かなくても大丈夫でしょ」と斜に構えていました(だいぶイキってます(笑))。その一方で就活解禁と同時に、リクナビやマイナビ、スカウトサイトにも登録しました。スカウトサイトでは、irootsやOfferboxに登録しました。
筆記テストもこの頃書籍を購入し、対策し始めました。「この一冊があれば大丈夫」という口コミがあったので、『史上最強SPI&テストセンター超実践問題集』(通称:青本)と『必勝・就職試験! 【玉手箱・C‐GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法』を購入しました。
4-2. TOEIC申込みを忘れてしまう
今思うと、1回くらいは合同説明会に足を運ぶべきだったなと感じています。あらゆる業界や企業が一堂に会する機会というのは、非常に貴重です(と社会人になって感じます)。また、就活生にとっては、いろんな業界、企業の話を一度に聞くことができるので、興味のある企業の他にも面白そうな企業を発見できる可能性があります。可能性を広げるためにも、合同説明会には一度足を運んだ方がいいかなと思います(今年は新型ウイルスで難しそうですが…)
実はTOEICの受験申し込みを忘れてしまい、3月に申し込みました。これが後々痛手になります。この1件で、スケジュール管理の大切さを痛感しました。
筆記試験対策もだいぶ遅れて始めました。SPIの力試しとして、外資金融のゴールドマンサックス(志望はしていない)を受けました。ゴールドマンサックスはSPIの基準点が高いと聞いていたので、今の実力はどれくらいかを測るためにも受検しました。結局勉強不足で落ちてしまったため、3月から本腰を入れて勉強し始めました。なんとか大手企業の選考に間に合わすことはできましたが、それでももう少し早めに対策で来たのではないかなと思います。
4-3. いろんな企業にエントリー
私が最初にエントリーした企業は、総合商社8社(7大商社+兼松)と重工業界1社(三菱重工)、また水・環境関連の企業2社(水ing、メタウォーター)、ヘルスケア業界で富士フィルムの計12社でした。うちES通過は総合商社2社、三菱重工、メタウォーターでした。
総合商社、三菱重工はロシアビジネスをしており、投資も盛んだと感じたためエントリーし、水ingとメタウォーターは国内水処理業界の大手企業であり、今後海外にも進出する可能性が高いと感じたためエントリーしました。また富士フィルムは、ロシアのエルスケア企業を買収したニュースを聞いたためエントリーしました。
そして、現在働いている企業にエントリーしたのは3月中旬頃でした。社名も聞いたことがなく、たまたまリクナビで見つけたのがご縁でした。私がエントリーしようと思った理由は、企業の略歴が面白く、また事業内容も環境ビジネスに特化したものであり、興味を持ったためです。数年前に本業である事業を捨てて、今の環境事業に完全シフトしたそうです。この企業の会社説明会は4月に行くことにしました。また上記のESを通過した4社のうち、3社が4月に面接が予定されることとなりました。
私が考える落ちた理由としては、やはりTOEICの点数だと思います。2月にTOEICを受験しないとESに間に合いません。私の場合、2月受験に間に合わなかったため、TOEIC点数は0点でESを提出しました。特に総合商社では、おそらく海外大学卒業や東大・京大以外ではTOEICに基準点を設けて、満たない人は自動的に落としているのではないのかなと感じました(これについては次回書こうと思います)。
5. まとめ
以上、3月の過ごし方について見てきました。3月から就活が解禁してから感じたのは、就活は本当に時間との戦いだなということでした。いかに早いうちに自己分析や業界分析などにとりかかって自分のものに仕上げる、つまりESに書ける文章のフォーマットを作り終えていることは非常に大事だと思いました。
企業によっては、ESに自己PRなどの動画提出が求められる場合がありますので、面接対策も少しやっておくと楽かもしれません。3月は説明会で、意外と自己分析などに割く時間がありません(私の時間の使い方が下手なこともありますが)ので、早めに地盤を固めておくことが必要です。同時に3月からは会社説明会が増えるので、私はできませんでしたが、スケジュール管理も徹底した方がよさそうです。
また、リクナビやマイナビなどの大手サイトを見るとたくさんの企業が掲載されており、どの企業を受けようかなと思う方もいらっしゃると思います。
私は、少しでも気になった企業があればエントリーすることをおすすめします。私はそれができなったので後悔していますが、最初に気になった企業にエントリーしておけば、後々受けようかなと思ったときにエントリーが終了していて、エントリーできないというケースを防ぐことができます。
さらに、エントリーする企業が多いと、万が一志望企業にご縁がなかったとしても保険を掛けることができます。私は就活解禁のエントリーを少なくして、後々エントリー数を増やしましたが、逆にした方が後の安心感が違うと思います。
【まとめ】
・就活解禁までに地盤を固める
・3月は割と時間がない
・気になる企業があれば、ためらわずエントリーする
次回は、4月の過ごし方について見ていきます。
◆ワンポイントアドバイス
就職活動で重要なポイントの一つに、“場数を踏む”というのがあります。同じ人間でも、保険をかけた企業から内定をもらうと自信がつき、確信を持って話せるようになるケースが多々あります。やはり人気の高い大企業は、人事は精鋭揃いで人間を見抜く力も高いので、できれば事前に中小企業で面接慣れをしておくことをおススメします。
私がかつて指導した学生さんは、トヨタに狙いを定め、自己分析と志望動機を固め、OB訪問で新聞には出ていない内部情報を収集していました。その後同学年の友人を相手に、ロールプレイングを何回もすることで、かなりプレゼン力が磨かれたと語っていました。ちなみに彼は見事内定を獲得したのですが、役員面接で響いたトークは「日本でトップクラスの人材が集まるトヨタという土俵で、人生を勝負したい」というものでした。
彼は大学時代にアメリカ西海岸のスポーツシューズの輸入販売でかなりなお金を作った人間だったので、そういった決め台詞も迫力があったのだと思います。