企画書には、様々な種類があります。
提案先のニーズに合わせた様々なパターンの企画書を把握することで、提案の幅が広がります。
パターンごとの企画書のターゲット、顕在ニーズ、潜在ニーズ、想定課題、セオリー的な解決策、具体的解決事例、有名なエビデンスサイト等をマスターすることで、効率的に完成度を上げることができます。
【目次】
1. 提案の種類だけ企画書の種類がある
2. 企画書の種類
1. 提案の種類だけ企画書の種類がある
企画書とは、相手の課題を設定し、その解決策を提示することで、メリットを生むシミュレーションの処方箋です。良い企画書とは、自分一人で考えるだけでなく、様々な人から情報を収集し、相手のことをよく理解した上で実現可能なプランを提示するものです。
極論を言えば、企画書には顧客に対する提案の種類と同じ数のタイプがあるといっていいいでしょう。企画書の全体像を把握するには、まずは企画書の種類を把握するのが便利です。
2. 企画書の種類
代表的な企画書の種類としては、以下のようなものがあります。当然現場では、これらの代表的な企画書の種類から派生したものもあります。
2-1. 戦略的企画書
これらは、社長や役員陣といった経営層に対して提案する企画書です。中長期的な視点の、経営にインパクトのある内容が多いパターンです。
・中期経営計画資料
・事業計画書
・新規事業計画書
・商品開発企画書
・大型イベント誘致企画書
・M&A企画書
・人事採用戦略企画書
・海外進出企画書
2-2. 戦術的企画書
これらは、部長や課長、マネージャーといった現場の管理職クラスに対して提案する企画書です。
・営業企画書
・販売促進企画書
・イベント企画書
・WEB戦略企画書
・採用企画書
・会社説明会資料
・教育研修資料
・トークスクリプト資料