渋谷のおススメビアホール！クラフトビールが飲めるお店も

日本の若者文化の発信地として有名な渋谷。渋谷のスクランブル交差点は、世界で一番有名な交差点といわれています。1970年代から1980年代に「SHIBUYA109」や「渋谷PARCO」がオープン。その結果、多くの若者が集まるようになりました。また「Bunkamura ザ・ミュージアム」や「渋谷区立松濤美術館」、「戸栗美術館」といった美術館もあり、芸術の街という顔もあります。

そしてライブハウスや劇場の多さも、渋谷の魅力です。例えば「club asia」や「ATOM TOKYO」、「WOMB」などのクラブは当日でも入れます。そのため、海外から来た旅行客にとても人気です。

欲しいものを買って絵画を見た後、最高の一杯を楽しむ。そんな渋谷には、人気の飲食店も数多くあります。そこで本記事では、おススメのビアホールを詳しくご紹介します。今若者に人気のクラフトビールが飲めるお店もあります。ビールが好きな方には必見の内容です！

1. 渋谷で人気のビアホール

1-1. キリンシティ 渋谷道玄坂店

ハチ公口から徒歩約3分の所にあるのが、キリンシティ 渋谷道玄坂店です。
キリン一番搾りや、SPRING VALLEY BREWERY「豊潤ラガー496」、「シルクエール 白」などクラフトビールも楽しめます。ここはキリンの直営店なので、ハズレはありません（笑）。もちろん人気の一番搾りなども楽しめます。

豊潤ラガー496の大きな特徴は、麦芽の使用量です。なんとキリンラガービールの約1.5倍！そうすることで、豊潤なコクを実現しています。またアメリカ産の「ブラヴォーホップ」を含む5種類のホップをブレンドした柑橘系の華やかな香りも魅力です。

また素材へのこだわりも凄く、ホップを7⽇間漬け込む「ディップホップ製法」が使われています。そうすることで、ホップから丁寧に香りを引き出すことに成功しています。

1-2. 銀座ライオン 渋谷マークシティ店

ビアホールライオンは、1899年から1世紀を超える歴史がある日本最古のビアホールです。
その渋谷店が、銀座ライオン 渋谷マークシティ店です。渋谷駅直通で、A5出口から地上に出て正面のマークシティに入るエスカレーターで上がるのがスムーズです。

ビールの苦味が苦手という方という方も多いでしょう。しかしライオンの「一度注ぎ」はその問題を解決してくれます！

これはまず、注ぎながらグラス内でビールを回転させます。そうすることで余分な炭酸ガスを抜き、雑味を泡に閉じ込めるられるのです。実は「銀座ライオンの生ビールなら飲める」という人がいるほど好評の技術なんです。

1-3. ベルギービール専門店ベルゴ

渋谷駅の南口から徒歩3分の場所にあるのが、ベルギービール専門店のベルゴです。
明治通り沿いの地下にあり、隠れ家的ヨーロピアンバーの雰囲気があります。欧州料理と5銘柄の樽生＆120種類以上のボトルビールが楽しめ、食べログの評価も高いお店です。

人気なのが、「シメイ トリプル」「デルタIPA」「デュベル」です。例えばシメイは、1966年にテオドール神父が考案したレシピによって誕生した銘柄です。オレンジがかった濃いゴールドが特徴です。

また「自家製牡蠣のソーセージ」や「牛肉のシメイビール煮込み」も人気です。樽生3銘柄が90分飲み放題付きで5,500円のパーティープランもあり、ちょっとした集まりにも使えますね。

2. クラフトビールが飲める渋谷のビアホール

2-1. セルベサ・ジャパン 渋谷アクシュ

渋谷駅中央出口直結で渋谷ヒカリエ横にあるのが、セルベサ・ジャパン 渋谷アクシュです。
ここは、クラフトビールと本格パエリアが楽しめるスパニッシュレストランです。テラスが気持ち良く、大人数可の渋谷屈指のビアガーデンです。フリット類は揚げ方やソースが絶妙です！

ここの目玉はなんといっても、パエリア！シーフードとチキングリルの2種類があります。また人気の贅沢5種ミートプラッターは、牛ステーキからイベリコ豚ベーコン、カジョスまで多彩！

しかもドリンクは、常時10種類以上の樽生ビールと世界各国直輸入クラフトビールが楽しめます！ビール好きには最高です。

2-2. Goodbeer faucets（グッドビアフォーセッツ）

渋谷駅5分、Bunkamura隣のビル2階にあるのが、Goodbeer faucetsです。
ここの魅力は、100種類以上のクラフトビールとお料理です。しかもここはスポーツバーでもあります。店内には3台のテレビがあり、どの席からも座りながら試合観戦が可能！プレミアリーグやWBCを観戦しながら、美味しいビールと料理を楽しめます。

グッドビアフォーセッツのタップは、常時25種類繋がっています。またボトルは、オーストラリアビールを中心に100種類以上もあります。

このオーストラリアのクラフトビールは、レア感満載！まだ知らない味に出会えます。

2-3. Ottotto BREWERY 渋谷道玄坂店

渋谷駅A2出口から3分の場所にあるのが、Ottotto BREWERY 渋谷道玄坂店です。
港区に自社醸造所を持ち、そこでできた自家製クラフトビールを楽しめます。またビアチキンローストや自家製ソーセージ、スパイシーなルイジアナケイジャンMIXが人気です。外国人のお客さんも多く、まるで海外で飲んでいるかのような感覚が味わえます。

ここのビアチキンは、なんと36時間漬け込まれておりとてもジューシーです！また定番のフィッシュアンドチップスや、グラタンやアヒージョも美味しいです。

飲み放題プランに追加で、ビールの飲み比べを楽しめます。

2-4. クラフトビールタップ グリル＆キッチン 渋谷

渋谷駅C2出口直結の渋谷ストリームの3Fにあるのが、クラフトビールタップ グリル＆キッチン 渋谷です。
樽生ビールは常時15タップあり、ボトルビールは30ヵ国50種類以上！しかも店内のカウンターは木製で、これはビアパブ文化が盛んなロンドンやベルギーを意識しているそうです。

店内はガラス張りで明るく、天井も高く、広々とした空間は快適です。季節のラザニアは具材の旨味が感じられる満足の一品！

また定番のフィッシュアンドチップスはタルタルソースが超美味しい！チェコ、ドイツ、ベルギーのビールと合わせてグイグイいけます！

2-5. THE BEER HOUSE 渋谷フクラス店

渋谷東急プラザの1階にあるのが、HE BEER HOUSE 渋谷フクラス店です。
世界最古のドイツビール「ヴァイエンステファン」を始め、色んな種類のクラフトビールが楽しめます。例えばたくさん飲む方には、飲み放題コースがおススメ！

クーポンには「2時間ライトフリー飲み放題1,980円」と「2時間スタンダードフリー飲み放題3,300円」があります。店内は明るくスタイリッシュな雰囲気です。カウンターやオープンテラス、立ち飲みスペースもあります。

また外国人のお客さんも多く、よく英語が飛び交っています。ちょっとした海外気分も味わえます。

2-6. FAM333

北参道にある隠れ家的なクラフトビアバーが、FAM333です。
またここの店長のブルワリーネットワークが凄いんです。その数は、400以上！これは、日本トップクラスらしいです。あなたの飲みたい味を伝えれば、ベストなチョイスを提案してくれます。お客さんは外国の方もいて、英語が話せるスタッフがいるのも心強いですね。

FAM333の魅力は、クラフトビールだけではありません。定番のフィッシュアンドチップスはビールとの相性抜群！鹿のローストビーフは、噛みしめるほど肉の旨味がじわっと染み出てきます。また最近ブームのビリヤニはあっさりしており、いくらでも食べれます。逆にみらいカレーポークは、じっくり煮込んだコクが病みつきになります！

FAM333では、ケータリングサービスもしています。例えば部屋にいながら、誰にも邪魔されずにクラフトビールと料理を楽しめます！大規模なカンファレンスで導入されたケータリングの模様はコチラ！初回限定プランはなんと4,000円です！

2-7. KOBUSHI BEER LOUNGE & BAR

道玄坂の百軒店エリアにあるのが、KOBUSHI BEER LOUNGE & BARです。
ディープタウン神泉にある広めのラウンジです。場所柄、ライブ後に寄るお客さんも多いそうです。ビールに関する知識が豊富なスタッフが常駐しており、あなたの好みに合わせた一杯を提案してくれます。落ち着いた雰囲気で、クラフトビール初心者でもゆっくり味わえるのが大きな魅力です。

ここのクラフトビールは、黒糖の甘みがベース！その深い味わいが、他のクラフトビールとの差別化に成功しています。

またクラッシュアイスで割る南国風スタイルも人気です。

2-8. 立飲みビールボーイ 渋谷パルコ店

渋谷のカルチャー発信地「PARCO」の地下1Fになるのが、立飲みビールボーイ 渋谷パルコ店です。
10種類以上のクラフトビールが常備されているので、クラフトビール好きにはおススメ！都会の喧騒から離れてほっと一息つきたいときに、絶好のロケーションです。フィッシュアンドチップスやキャベツのペペロンチーノ、マグロカツのタルタルなど、フードも美味しいです。

実はここは、クラフトビールだけでなく、定食も美味しいんです。

例えばこの極厚豚ロースの和風ステーキ定食（1,200円）。これはパルコ地下の飲み屋さんのご飯のレベルを超えています（笑）。

2-9. Mikkeller Tokyo（ミッケラー トウキョウ）

渋谷道玄坂奥にあるお洒落なビアバーが、このMikkeller Tokyoです。
デンマーク発の世界的ブルワリー「ミッケラー」が手がけるビアバーです。1階はスタンディングで、2階は座席がありゆったりくつろげます。海外のお店ということもあり、外国人のお客さんが多いのもここの特徴です。またクラフトビールの種類がとても豊富で、迷った時は店員さんが丁寧におススメしてくれます！

このお店では、20種類のクラフトビールから選んで飲めます。

例えば「トロピカルな感じが好き」と伝えると、お店の方がピッタリのクラフトビールをおススメしてくれます。

2-10. Mikkeller Kiosk Bar （ミッケラー キオスク バー）

渋谷の宮下パークの裏にあるのが、このMikkeller Kiosk Bar （ミッケラー キオスク バー）です。
百軒店のお店同様、こちらの魅力もやはりクラフトビールの種類の多さ！店内には常時20種類もののタップがあり、世界中からの厳選クラフトビールが樽生で楽しめます。またボトルや缶の販売も行っているので、ホテルに持ち帰ったり、お土産にもできます。

さらに嬉しいのが、屋外テラス席です。お天気の良い日に、開放的な空の下で飲むクラフトビールの外飲みはまた格別です！またカフェが併設されているので、ビールだけでなくコーヒーも楽しめます。

3. クラフトビール豆知識

3-1. クラフトビールとは

クラフトビールとは、小規模な醸造所（ブルワリー）で、ビール醸造士（ブルワー）が造る個性豊かなビールのことです。このクラフトは英語で「Craft」で、手工業や工芸という意味です。そこから派生した言葉が、クラフトマンシップです。これは、少しでも良いものを作ろうと日々精進するプロ魂を指します。

クラフトビールの大きな特徴は、「独立したビール作り」、「小規模」、「個性的」という点です。その規模についてですが、1回の仕込みが20キロリットル以下で、ブルワーの目が届く範囲で製造されています。

一般的な大手ビールメーカーのビールは、ラガー（下面発酵）で製造された「ピルスナー」タイプです。1842年、チェコのピルゼンで生まれた黄金色のビールです。

一方クラフトビールは、伝統的なエール（上面発酵）で製造される「IPA（インディア・ペールエール）」や「スタウト（黒ビール）」、「セゾン」が多い傾向があります。

3-2. クラフトビールと地ビールの違い

クラフトビールと地ビールはよく混同されますが、両者は密接な関係があります。地ビールは、1994年の酒税法改正を機に誕生した特定の地域で生産されるビールを指すことが多いです。一方クラフトビールは、地ビールが一度衰退期を迎えた後、品質を追求する醸造所が増え、再び注目されるようになった際に使われるようになった言葉です。現在では、小規模ブルワリーが手掛ける高品質なビール全般を指す傾向があります。

4. まとめ

本記事では、渋谷にあるビアホールをご紹介してきました。あらためて、クラフトビールを楽しむポイントをまとめたいと思います。

まずクラフトビールは、銘柄やスタイルが多種多様です。IPAやスタウト、サワーなど、お店によって扱う種類が異なります。そういったことを考慮すると、豊富なタップ数があるビアバーは初めてでの楽しめる可能性が高いです。

次に、飲み比べセットを頼むのも効果的です。例えば多くのクラフトビールバーでは、数種類を少量ずつ飲めるセットが用意されています。そのように、初めてのビールを色々試して、自分の好きな味を探すのも醍醐味です。

そして最後は、フードとの組み合わせです。クラフトビールは、フードとの相性が抜群です。ソーセージやフィッシュアンドチップス、ピザ、燻製系など濃厚な味の料理がビールとよく合います。特にアメリカンスタイルのバーでは、ボリュームあるおつまみも豊富です。

是非本記事を参考にして頂き、クラフトビールライフを充実させて下さい！