企画書デザインの法則3 表紙のおしゃれさとインパクトを両立させるワザとは

前回の企画書デザインの法則2に引き続き、今回も表紙デザインについて書きたいと思います。前回は初めて企画書をパワーポイントで作成する方でも、比較的簡単かつスピーディに作成できる表紙デザインの基本について解説しました。今回は応用編です。

企画書の表紙を見た時、「おっ、この企画は前向きに検討するべきだな」と受け手に思ってもらえるかどうかの境目は、企画の課題解決性が高いかどうか、経済的メリットが大きいかどうかです。

どんなに精度の高い提案スキームが中身に書かれていても、表紙でのアピールが不足していると、担当者レベルで却下され、日の目を見ない可能性もあります。そうならないためにも、企画書の表紙は1枚企画書の心意気で作成する必要があるのです。

企画書デザインの法則1 提出相手に合わせて変えるべきトーン&マナーとは
企画書デザインの法則2 受注率が変わる!おしゃれな企画書の表紙の作り方

 

【目次】
1. この企画は必要だと感じてもらう表紙とは
2. より受注率が高まる企画書表紙デザイン例
3. まとめ

 

1. この企画は必要だと経営層に感じてもらう表紙とは

企画書を手に取った瞬間、目に飛び込んでくるのは、メインタイトルと画像です。この最初の3秒で、その企画書の評価の7割が決まります。残りの3割は、じっくり中身を読み込んで決まります。

元大本営の参謀で、戦後伊藤忠商事の会長まで上り詰めた瀬島隆三氏(山崎豊子の不毛地帯のモデルとしても有名)は、「偉い人は忙しいから、提出するレポートは要点を1枚にまとめろ」とよく部下に言っていたそうですが、そのアドバイスは経営層の行動様式の本質を突いています。

会社組織は、上にいけばいくほど、決済事項が多くなります。そして決済権者には、物事の判断基準があります。それは、「コスト(費用)がいくらで、リターン(売上や利益などのメリット)がどれぐらいで、リスクはあるのか(相手が反社につながっていないか、個人情報の流出の可能性はないか等)です。

特に自社にとってどのようなメリットが、どのような手法で作り出されるのかという点を企画書の表紙段階で明確にしていると、受注確率は大幅に高まります。

受注できる企画書のポイントは、決裁権者が知りたいポイントを押さえること

 

2. より受注率が高まる企画書表紙デザイン例

ここでは、より受注率が高まる企画書表紙のデザイン例について見ていきたいと思います。ポイントは、業界やサービスのポイントを押さえたメインキャッチコピーと関連ビジュアルです。

特に、サービス内容を連想させるビジュアルは重要です。素材については別途扱いたいと思いますが、ここでお伝えしたいのは、どんなアプローチがあるかというイメージトレーニングです。

ITエンジニアを連想させるプログラミングソースコードをビジュアルに活用

活気ある学生のパワーを感じさせるミーティング風景をビジュアルに使用

ABテストの実施が、収益を生むランディングページ実現につながる事実を訴求

 

3. まとめ

企画書の表紙デザインは、おしゃれさはもちろんですが、サービスの魅力を象徴する裏付け数字と成功する気持ちにさせるビジュアルが重要です。特に社長や役員といった会社の経営層は普段から忙しく、すぐに理解してもらえる必要があります。

・社長や役員といった決裁権者は忙しいため、企画書の表紙でサービスの魅力をわからせる必要がある
・ポイントは、サービス力を象徴する裏付け数字とサービスを連想させるビジュアル
・メインキャッチコピーのそばに補足説明として、サブキャッチコピーを入れるとわかりやすい
・ビジュアルは、実際の撮影写真や実験データ、プロトタイプデザインなど入れるとリアリティが増す

関連記事

  1. 外資コンサル企画書デロイトトーマツ③『平成27年度産業技術調…

  2. 外資コンサル企画書アクセンチュア③『平成30年度 省エネルギ…

  3. 日本で今後Googleは生まれる?世界のイノベーション取組R…

  4. コカ・コーラ販促案

  5. 営業企画書作成のツボ(1)

  6. 広告代理店アサツーディ・ケイ が作成した『平成29年度皮革産…

おすすめ記事一覧